未来を担う子供たちのために 文部科学省は新学習指導要領の改訂を明確化してこれからの新時代にふさわしい教育改革を行っていくことになりました。2018年スタートする幼稚園教育要領の重要ポイントを見ますと…
○幼稚園教育要領
「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」の明確化
(「健康な心と体」「自立心」「協同性」「道徳性・規範意識の芽生え」「社会生活との関わり」「思考力の芽生え」「自然との関わり・生命尊重」「数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚」「言葉による伝え合い」「豊かな感性と表現」)
・[運動し健康な体と心を育てる] 体のバランス/くま歩き/ボール/平均台
・[基本的な身の回りのことが自分でできる] 授業準備/整理整頓/片づけ
・[基本的な知識を覚える] 社会理科的な知識/数の成り立ち/図形/推理
・[基本的な技術の習得] 線や形の描写/制作絵画/紐の結び/糊/はさみ使い
・[話を聞き理解する] 園や授業の中の指示の理解と行動/お話しの記憶/昔話
・[理解したことを周りに話し表現する] 物語のあらすじを話す/絵を見て話しを作る
・[話し合ってまとめ協調性を育てる] 話し合って制作や絵画を完成する/遊びを考える
・[社会的道徳的なルールを守る] 学校の規則、社会的ルールを守る/友達への配慮
これらは学校教育への入り口に欠かすことのできない内容なのです。
皆さまのご家庭での知育学習や入学準備学習に生かして頂きたいと思います。
この後に続く小中高等学校についても教育改革がなされます。その一部を見ますと…
○初等中等教育の目指すものは、『知育・体育・徳育』にわたる「生きる力」を育てる。
・グローバル時代に向けて学んだ知識を生かし、自分の考えをまとめ、周囲に発言し表現できる。
・外国語で外国人とのコミュニケーションが取れる。 (聞く・話す・書く力をつける)
・コンピューターを使用した学習活動。プログラミング的思考の育成
・知識の詰込みから社会に出て生きる力を伸ばす。校外での体験や実践教育
・日本古来の伝統文化に親しむこと。道徳教育の充実
などを掲げています。
この新改革がこれからのご家庭での子育てや、学校教育での実践により、一人ひとり大切な子どもたちの未来に結びつき、次の時代を輝かす人々の土台となりますことを期待しております。
ブロッサムオリジナル問題集 執筆 既に9冊をブロッサムが行っております。
中でも『小学校で伸びる子ドリル』を全国の皆様に活用していただき、口コミやインターネットや書店様より大変ご好評いただきました。2018年9月には続編が出来上がり受験研究社より2冊を全国販売。どうぞたくさんのご家庭で、引き続きご利用いただけますようにご案内申しあげます。